課題.1 「男を楽しませる男になれ。」
前回の夢の始まり - セックスを叶えるゾウでお話しした通り、僕は一世一代の覚悟を決めた。
カモンマイセックス。
しかし、覚悟を決めるや否や、エゲツない壁が現れた。
そう、僕は童貞。
生まれてこの方18年、カブトムシのメス以外の女性を知らない。
そんな僕に出来るはずがない、、
スーパーマリオでいうならステージ1からクリボーが全員クッパみたいなものだ。
夢は終焉を迎えた、、。
かに思えたその時、偉人の言葉が聞こえた。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ、、?」
あぁ、安西先生、、。
セックスが、、したいです、、。
そうして再び立ち上がった。
例え傷だらけになろうとも、HIVに感染しようとも、僕はセックスをする。
そして、現実にかえった。
そして考えた。
とりあえずセックスをするには、、
まずは女の子と話せなければならない。
何を話す、、?
そもそもどうしたら話してくれるんだ?
俺ブ男だぞ、、
てか女の子と話してるやつは何話してんだ、、
僕は観察を始めた。
「○○と△△付き合い始めたって〜、ヤバ〜!」
恋バナ。恋って何。却下。
「この問題はこの数式を使ってさ〜!なんでも聞いて〜!」
ふっ、知的な男だ。却下。
「昨日○○のTV見た〜?」
、、何だこの平凡な会話。
男友達か?仲良しなのか?親友と書いてマブなのか?
ふむふむ、反応は良好、やや興奮ぎみ。女の子の体温は上昇傾向にあると思われる。彼女も同じ番組を見たのだろう。
それで良いのか、、?
ただの友達じゃないか。
まさか、、そして気づいた。
女の子も人間なのだ、、。
男が楽しいことは女の子も楽しいのだ、、!!
ということは男と楽しい会話をできれば、少なくとも共有できるジャンルに関しては、女の子と話せる!
大変なことに気づいてしまった。
この世界中の人間が皆僕と同じコミュ障なら僕はノーベル平和賞ものだ。
ならばまずは男を楽しくさせられる人間になろう。
そしてその男とは誰でも良い。
決して人気者の男友達を楽しませる必要はない。
自分の目の前の、趣味の合う友達、話しやすい友達、話してくれる友達。
誰でも良い。
何故ならば、絶対に同じジャンルの女の子がこの世には存在するからである。
詰まる所、楽しませられるジャンルが多ければ多いほど、女の子の対象も増えるということ。
課題1
「男を楽しませる男になれ。」